瘀血=汚血 『父さん支援(糖・酸・脂・塩)』取りすぎ注意! 食生活を見直そう!

皆様の元気と笑顔をサポートする、八王子の必殺仕事人こと、もみじ鍼灸治療室院長の小町です。
季節ごとに、天然の旬の食材がお店に並んだり、飲食店などのお料理で出てくるようになりました。
現代社会において、生活様式は大きく変化しました。
食生活も「家で作る。」といった時代から、「買って食べる。」「外で食べる。」といったように変化しています。
ここで気をつけたいのが、栄養素の取り過ぎです。
『父さん支援』というキーワードを、【糖】【酸】【脂】【塩】分解して、書かせていただきます。
糖=血糖値(空腹時血糖値:110mg/dl以上は、要注意!)
糖分・炭水化物の摂取量の取り過ぎが原因です。
米飯・パン・揚げ物の衣・砂糖・ブドウ糖・ショ糖などの摂取量やバランスがカギとなります。
血糖値が高まると、“II型糖尿病”になってしまいます。
糖尿病そのものよりも、血流障害により目、腎臓、下肢などに合併症が出てしまうことの方が、日常生活に生活に問題となってきます。
酸=尿酸値(7.0mg/dl以上は、要注意!)
肉類・魚介類・ビールなどのアルコール、プリン体の食品の摂取量の取りすぎが原因です。
牛・豚・鶏の各肉類、魚介類、ビールなどのプリン体やアルコール、糖分(砂糖・果糖)が多い飲食品の摂取量がカギとなります。
尿酸値が高くなると、“高尿酸血症”、“痛風”になってしまいます。
“痛風”になると、多くは足の第一中足趾関節が、炎症により腫れてしまい、激しい痛みを伴います。その他には、膝関節・手関節・足関節・足の甲にも炎症により腫れや痛みが出る場合もあります。
そして、“痛風腎”になってしまうのも、問題となります。
脂=中性脂肪(149mg/dl以上は、要注意!)、LDLコレステロール(139mg/dl以上は、要注意!)など
脂肪分の摂取量の取りすぎが原因です。
揚げ物、肉類の脂分、生クリームなどの脂肪分、トランス脂肪酸などが多い食品の摂取量がカギとなります。
体脂肪が多くなることが問題ですが、特に内臓脂肪が増えてしまうと、臓器の活動性が低くなり、代謝量が低下してしまいます。
高脂血症はいくつか種類がある中で、“Ⅳ型”が生活習慣病の型と言われます。
心筋梗塞などの動脈性硬化性疾患、中性脂肪を乳化させる胆汁を貯蔵・濃縮させる胆嚢、脂肪を分解する酵素(リパーゼ)を出す膵臓への負担、胆汁を生成して脂肪が特に溜まりやすい肝臓(脂肪肝)の機能が低下して、体に支障が出る事があります。
塩=高血圧の要因(1日6g未満が、推奨量)
塩分の摂取量の取り過ぎが問題になります。
味付けの濃い料理、パン食、漬物など、塩分の多い食品の摂取量がカギとなります。
加齢・喫煙量・運動不足などにより血管が硬くなり、血圧が高くなってくることがあります。
そして、この塩分量の取り過ぎが、高血圧のリスクをさらに高めてしまい、ダブルパンチになります。
宴会などのイベントが多い時期には、特に注意!
春は花見や歓送迎会、新年度の顔合わせ等の宴会で、お酒を飲む機会が増えると、糖分・肉料理やプリン体の多い食材・脂肪分・塩分の摂取量も増えていきます。
東洋医学でも、春の季節は“血”に関する臓器(肝・胆)や、器官(目)などに影響が強く出る季節です。
★瘀血=汚血 血流と血液と血管の関係性
◎下の裏側に静脈が浮き出ている
◎出血しやすい
◎体表にクモの巣が張ったような細い血管が見える
◎身体の冷え・ほてり
◎皮膚に赤黒い斑点ができやすい。
◎肌荒れしやすい
◎化粧のノリが悪い
◎吹き出物が多く出やすい
◎下腹部が張っている
◎ヘソの周りを押すと重苦しい
◎便秘気味
◎生理・月経の異常(女性)
などが、瘀血体質の方に見られる症状です。
人体を住居に例えると、血液は上・下水道の“水”、血管は“水道管”です。
上水道である血液(動脈)は、筋肉や臓器や器官などを栄養します。下水道である血液(静脈)は、その栄養した後の血液です。水道管に例えた血管は大動脈などの太い血管から、毛細血管などの極細い血管まであり、人体の隅々まで張り巡らせています。
栄養する血液(動脈)などがドロドロ、血管はカチカチでは、生活習慣病である高血圧・脳血管障害(脳梗塞・脳出血)・大動脈解離などを引き起こす原因にもなってしまいます。
春の季節は、天候も落ち着か図、気温差が多いです。その他に生活環境が変わったり、年度末・年度始めでストレスもかかる春の季節、知らず知らずのうちに体はダメージを負って、ボディブローのように効いてきます。
「筋肉」も血流の宝庫
筋肉を栄養する血液や血管が良い状態でないと、筋肉そのものにも影響が出てきます。
それは、「ぶつけた」「ひねった」といった、あからさまな原因ではなく、「何もしていないのに、痛くなった」「普通にしていたのに、痛くなった」といった、原因不明に生じた筋肉痛や筋肉の張り・こり・しこりです。
このように瘀血(汚血)の問題は、首こり・肩こり・腰痛などの筋肉の問題や、上記にあげた症状・疾患に限らず、栄養する皮膚・神経・関節・骨・器官・臓器などの、全身にも影響が出てしてしまうのです。
血液は全身に回っているので、その方の弱い部位に症状として、発症してしまいます。
『父さん支援』食生活も気をつけて、体もケアしながら健康で過ごしていきましょう!
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