肩甲骨ストレッチで、肩コリを解消!デコルテ・ラインもスッキリ改善!

鍼灸マッサージを通じて、皆様の元気と笑顔をサポートする、八王子の必殺仕事人こと、鍼灸マッサージ治療室 もみじ鍼灸治療室院長の小町です。
今日は肩コリについて書きたいと思います。
首コリは以前にコンテンツにて書かせていただきました。
寒さ強まるこの時季に、首コリのあなたへ
今回は肩甲骨を中心にしたことを書かせていただきます。
肩甲骨は筋肉が17種類も付着しています!
肩甲骨は頭・頚椎・胸椎・鎖骨・上腕骨・肋骨・舌骨などと筋肉とつながり、その筋肉は17種類あります。
その筋肉や靭帯を切除すると一枚の骨になるため、簡単に外れます。
そのため筋肉で強く固定されていることで位置を保っています。
この筋肉で固定されているというのが、肩コリの原因でもあるのです。
日常生活の何気ないことでも、肩コリは起こしてしまいます。
例として「僧帽筋」という筋肉は、重い物を持った時に肩甲骨が下に下がってしまうのを防ぐ働きがあります。
つまり、通勤で鞄を持つ、買い物で袋を持つ、洗濯物を運ぶなどでも、肩コリの原因になってしまう訳です。
このように姿勢や動作などで、肩甲骨に付着する筋肉に力が入ってしまうタイプの肩コリが非常に多いです。
効果的なストレッチ1
1.両膝を曲げて立ちます。(注意:転ばないように注意して実施してください。ツライ方は椅子に座って行ってください。)
2.両腕をクロスさせて、両膝関節の外側をつかみます。
3.そのまま上体を天井(空)に向かうように起こしていきます。
※その際に肩甲骨が外側に開くように意識して状態を起こしていくのがポイントです。
効果的なストレッチ2
1.足を肩幅に広げて立ち、壁に手を付きます。
2.手を付いた位置から、ゆっくりと両肩を下げていきます。
3.足の幅を調整し、手の位置を変えながら行うと、負荷のかかり方が違います。
※肩甲骨の周辺の筋肉が伸びていることがポイントです。
効果的なストレッチ3
1.正座した状態から、両腕を前方に伸ばします。(★注意:膝関節痛など痛みが出る方はお控えください。)
2.頭部はあごを引くように前方に落とし、臀部が両足から離れないようにします。
3.そのまま前方に息を履きながら、指先をなるべく前に伸ばしていきます。
※肩甲骨が前に滑っていくように実施するのがポイントです。
肩甲骨は鳥でいうと翼です。動きが硬くなると飛べません。
肩コリになって筋肉が硬くなってしまうと、肩甲骨の動きが鈍くなってしまい、肩関節の可動域も縮小してしまいます。
肩関節は肩甲骨から腕に付く4つの小さな筋肉(インナーマッスル)で支えられています。
その全ては肩甲骨から上腕骨(二の腕の骨)に付着して、上腕骨を上に引き寄せるように支えているのです。
腕の重さは片上肢の重さは体重の6.5%といわれています。
60kgの人でしたら、3.9kgの重さがあります。
その3.9kgの片上肢を、小さい4つの筋肉で支えているのです。
肩甲骨の動きが鈍くなり、肩関節を動かそうとすると、これらの筋肉により負担がかかってしまいます。
鳥がしなやかに羽を動かせるのは、人間で言う肩甲骨から動かしているためで、腕だけだったらそのまま落ちてしまう可能性があります。
肩甲骨の可動性が高くすることは、肩関節への負担を少なくするだけでなく、活動性も高めます。
肩甲骨が正しい位置にあると、姿勢が美しくなり、奇麗なデコルテに改善させます。
猫背やスマホ肩になってくると、肩がすくむために、脊椎が前側に曲がり、肩甲骨が外側に開いてきます。
逆に正しい位置に肩甲骨があると、姿勢が正され胸が開きます。
肩甲骨と鎖骨は僧帽筋という筋肉でつながっています。
肩甲骨を動かすことで、僧帽筋も動くので筋緊張の緩和や血流の改善も促します。
頚部〜鎖骨にかけてのリンパの流れも良くなるため、デコルテもスッキリと改善していきます。
そして肩甲骨の動きが大きくなると、活動量が高まることで、代謝量も高まり、『肩甲骨ダイエット』という方法もあります。
来年は酉年(鳥年)です。
肩甲骨を動かして、健康な生活を過ごしましょう!
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