ボジョレーヌーボー解禁間近! 東洋医学的に、赤ワインはこのような体質の人に効果が高い!

今年も11月の第3木曜日に、ボジョレーヌーボーの解禁日がやってきます。
ボジョレーヌーボーも赤・白・ロゼにスパークリングのワインがあるようで、その数を見てみると、赤ワインが圧倒的に多いのが目立ちます。
果物は皮まで食べるのが理想!
赤ワインはブドウの皮まで使用して作られています。
果物全般にいえることですが、皮に栄養価が高いのです。赤ワインで使用されるブドウの皮にはアントシアニン(視力改善作用)やフラボノイド(ビタミンCを助ける働き)などのポリフェノールが含まれています。
特にブドウの皮まで使用する赤ワインは抗酸化作用が高く、体の錆び付きを予防し、動脈硬化・高血圧などの生活習慣病に非常に効果的です。
若いワインのボジョレーヌーボーを飲むことで、その年に生産されたワインの出来を確認し、その出来栄えにより値段も変化していきます。
年を重ねて熟成されたワインや高級なワイン・味に深みや渋めのワイン程、ポリフェノールの量も高まります。
その他に赤ワインのポリフェノールには、がん予防、認知症予防、アンチエイジング、美肌作り、肌荒れ解消に効果があるといわれています。
赤ワインは発酵食品だからいい!
ワインは破砕機や足踏みで潰したブドウを、樽の中で発酵させることで製造されます。
食材は発酵することで、長期保存・うまみ成分増加・栄養価が高まります。
発酵食品は良質な菌が体に作用して、健康の増進を助けてくれます。
日本ではしょうゆ・味噌などの調味料や、納豆・漬け物(一夜漬けではなく、長期間に樽や容器で、石やネジ等で圧力を加えて漬けた物)が発酵食品の代表です。
特にヨーロッパなどでワインが食事の際に愛飲されているのは、水の乏しい地域があるために、代用品としてワインが飲まれている歴史・文化があります。
ブドウを発酵させてお酒(ワイン)にすることにより、長期的に保存することができ、オールシーズン、常に飲むことができ、栄養も補給されているのです。
そのため現代においても、ワインをはじめ紅茶・チーズ・ヨーグルトなどの発酵食品を摂取することで、健康維持・増強を計っているわけです。
白ワインよりも赤ワインの方が、食物特性が陽性である肉料理に合う飲み物であるため、より体を冷やしにくくする効果が高まります。
東洋医学的にこのような体質の人に飲んでほしい!
ワインは体を温める働きを持つ温性の食品に分類され、五味の中で酸・苦・甘に属します。
東洋医学的に赤ワインをおススメしたい4つのタイプです。
★気虚証の人
◆体を動かすのが億劫である
◆肌のたるみがある
◆呼吸の感覚が短い・浅い
◆食が細い
◆顔色が青白い
★陽虚証の人
◆足腰がだるい
◆冷え性である
◆クーラー(冷房)が苦手である
◆浮腫みやすい
◆頭に汗を多くかきやすい
★気滞証の人
◆ゲップ・おならが多い
◆ため息がよく出る
◆お腹が張っている
◆便秘気味である
◆寝起きが悪い
★瘀血証の人
◆目にクマができる
◆手足が冷える
◆青あざが出きやすい
◆肌の地が浅黒い
◆筋肉がコリ症である
以上の体質の人に、特におススメです!
お酒が飲めない人や子供でも、大丈夫!
赤ワインを料理に使用することで、熱によりアルコール分が蒸発し、赤ワインの有効成分を摂取することができます。
特に肉を柔らかくする効果があり、臭いを消す作用もあるので、ビーフシチューやハヤシライスなどの煮込み料理に活用すると、より風味が増して美味しくなります。
「脂肪分の少ない肉」と「ブロッコリー」と「赤ワイン」を合わせることで、動脈硬化を予防する効果が高め、おススメの組み合わせです。
また肉のタンパク質とブロッコリー等のビタミンCを摂取することで、ランニング・ウォーキングなどの運動もプラスして行うと、より筋力アップにつながります。
筋肉量・筋力が高まると、代謝量も高まるために免疫力もアップしてきます。
適切な量は?毎日飲んでいいの?
適切な量は一日に180mlが適量です。ワインの平均アルコール度数は14%程です。
厚生労働省の推進している「健康日本21」の節度ある適度な飲酒では、1日平均純アルコール量は約20gです。ボトルが750mlとすると、約1/4本が目安となります。
年齢や性差・個人差により、適正アルコール摂取量が、各々変化するのでご注意ください。
赤ワインのGI値(体内への糖の吸収スピード)、糖質量(炭水化物量−食物繊維量)、カロリーは?
赤ワインは100ml中に
100mlあたり | GI値 | 糖質量(g) | 炭水化物量(g) | 食物繊維量(g) | Kcal |
ワイン(赤) | 32 | ? | 1.5 | ? | 73 |
注)“?”は、皮と実のバランスなどにより、数値が異なります。
です。
一日の適量である180mlに換算すると、
180mlあたり | GI値 | 糖質量(g) | 炭水化物量(g) | 食物繊維量(g) | Kcal |
ワイン(赤) | 32 | ? | 2.7 | ? | 131 |
です。
お酒として飲む日の間隔は毎日ではなく、休肝日を設けて飲まれることをおススメします。
休肝日でも、前述したようにお料理に使用することで、アルコール分が熱で蒸発することで、アルコール摂取量がなく、有効成分を摂取することが可能です。
2017年は、11月16日(木)の0時に解禁されるボジョレーヌーボー。
ワインは「天」と「大地」と「職人」が作り出した、『神の滴』ともいわれています。
ボジョレーヌーボーの出来は、その年の地球をもの語り、ワインの歴史を作っていきます。
これからワインが美味しくなる季節になってきます。寒い時期には、ホットワインもおススメです。
みなさんもパーティーやクリスマス、忘年会・女子会など、赤ワインで乾杯されてみてはいかがでしょうか。
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