“柿食えば 肌荒れ解消 老化予防” 古来からのスーパーフルーツで、健康に過ごしましょう!

この時期に庭先などで、柿が赤くなっている光景を目にします。
私も柿は大好物で、この時期には一日1個は、旬の天然の薬として食しています。
柿は健康に非常に効果が高い食べ物です。ここではその効能をご紹介します。
風邪は万病のもと!これから流行る時期に、柿はかぜ予防にも効果がある!
柿の若い葉には、ビタミンCが多く含まれています。緑茶の約20倍といわれています。
柿の葉は熱に強く、お茶として飲む事で、かぜ予防、のどのケア、貧血改善(鉄欠乏性貧血の方は、柿の実(渋)にタンニンがあるので、担当医・主治医にご確認ください。)、便秘解消、糖尿病予防などに非常に効果的です。
また柿の葉は、柿の葉寿司にも使用されています。
柿の葉を巻くことで、
- 柿の葉の香りがつく
- ネタと酢飯の乾燥を防げる
- タンニンが含まれているため、菌の繁殖を防げる(柿の葉に塩気がつくと、より増強されます。)
の効果があり、安全に美味しく食せます。
忘年会・新年会・合コンなど飲み会が多くなった時、柿は二日酔い解消に効果がある !
柿にはアルコールデヒドロゲナーゼというアルコールを分解する酵素が、血中にアルコール濃度の上昇を抑えてくれます。
また利尿作用のあるカリウムも含まれているので、二日酔いがツライ状態の時に食べることをおススメします。
健康診断の季節。高血圧がC判定以下のみなさん、柿は高血圧予防にも効果がある !
柿の渋みはタンニンの一つであるシブオールというものです。シブオールが血圧を下げる効果があります。
筋肉の痙攣・筋肉がつってしまう・こむら返りにも効果がある!
カリウムの働きにより、筋肉の痙攣・腓返り(こむらかえり)の予防にも効果があります。
肌乾燥注意法にご用心、美肌作り・肌荒れ解消にも効果がある!
柿はビタミンCが非常に多く、100g中で比較するとみかんの約2倍の量が含まれています。
ビタミンCはコラーゲンの生成を促す作用があるために、美肌作りには最も適しているビタミンです。
また皮膚はタンパク質でできています。より美肌を高めるためには、良質のタンパク質が豊富なヨーグルトと一緒に食べることで相乗効果が強まります。
ヨーグルトのタンパク質は吸収されやすいのが特長の一つです。
そしてヨーグルトは、乳酸菌が豊富なので腸内環境を整える働きがあります。
東洋医学でも、腸と皮膚は同じ分類に属すので、腸が奇麗になることで、お肌も奇麗になっていきます。
ビタミンCとカリウムは熱に弱いため、生で食べられる柿は非常に効率の良い食べ物です。
読書の秋、紫外線、パソコン・スマホで目の疲れ出やすいこの季節、柿は目にも効果がある!
β-カロテンも多く含まれています。β-カロテンは皮膚・粘膜の乾燥も予防するので、免疫力を高める効果もあります。
またβ-カロテンは、体内にてビタミンAに変換されます。
ビタミンAは目の神経物質として働くため、この時季の紫外線による目の負担や、読書・パソコン・スマホなどの眼精疲労にも効果的です。
東洋医学では、このような人に柿を食べてほしい!
柿は「気滞証(体内の気の流れが停滞している状態)」・「陰虚証(体自体ががオーバーヒートしている状態)」の人に効果が高い食べ物です。
★気滞症はこのような人
◆憂鬱気味である
◆ゲップやおならが出やすい
◆お腹が張るように痛い
◆便秘である
★陰虚症はこのような人
◆ほほが赤くなる・赤い
◆舌が赤くなる・赤い
◆寝汗をかく・かきやすい
◆夜になると、手足が火照る
に当てはまる人には、おススメ!の食品です。
美味しい柿の見分け方。
★色が濃く、ムラが無い。
★ヘタが活き活きとしている。
このような柿がおススメです!
冷え性の人は、食べ方を変えてみよう!
柿を食べると“体が冷える”といわれるように、冷え性の人には不向きな食べ物です。
しかし、干し柿にすることで、陰性の食べ物が陽性の食べ物になります。
干し柿にするとビタミンA・食物繊維がより増加するため、スーパーフルーツがよりパワーアップします!
特に美肌を気にされる方・便秘症の方・むくみ症(カリウム制限の無い)の方には非常に有効な食品です!
ただ…、干し柿は炭水化物が豊富です。炭水化物は体内で糖に変換されます。糖分制限・ダイエットをされている方は、注意しましょう!
まとめ
柿は先人達から『柿が赤くなると、医者が青くなる。』といわれてきている食べ物です。
柿は「さるかに合戦」の物語にも出てくるくらいの昔からあるスーパーフルーツです。
上記したように、各々非常に効果が高い食べ物なので、みなさんも柿を食べながら、秋の季節を健康に過ごしましょう!
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