立川志らくのおじいちゃんは、お灸の名人!名人が唱えたお灸の極意とは…⁉︎

皆様の元気と笑顔をサポートする、鍼灸マッサージの必殺仕事人こと、もみじ鍼灸治療室院長の小町です。
高座やテレビなどで、お馴染みの立川志らくのおじいちゃんは、深谷伊三郎というお灸の名人です。
『深谷灸法』とは、前回ブログで書きました竹筒を使用したお灸方法です。
その深谷伊三郎が深谷灸法の総括として、「灸法の基本10項目」を提唱しました。
灸法の基本10項目
1:経穴は効くものではなく、効かすものである
2:成書の経穴部位は、方角を示すのみ
3:経穴は移動する
4:名穴を駆使して効果を挙げよ
5:少穴で効果をあげるべきである
6:反応のない穴は、効き目が少ない。
(効き目の出ないものは出すようにする)
7:そこが悪いからと、そこへすえても効果は少ない
8:名穴であっても、ただそれだけに効くのではない
9:灸炷の大小壮数は、患者の体質に合わせよ
(熱くないところは、熱くなるまですえる)
10 :経穴は手際よく取穴せよ
以上の「灸法の基本10項目」が多くの治療家の臨床によって、現在に継承されています。
写真のように手軽なインスタントのお灸を、ご自身でされている方もいらっしゃると思います。
「灸法の基本10項目」を、ぜひ参考にしてみてください!