なぜ鍼灸マッサージは、外国の方が盛んなのか? このような理由がある!

現在において、鍼灸マッサージの分野において、外国の方がニーズが多く、日々進化しています。
その理由が2つあります。
理由1:診療代・薬が高価
病院・医院にて診療を受けるにあたり、診療代や薬代が高価であることです。
各国で医療保険制度の違いから、診療代が高い国や、薬剤・薬品が高価な国では、一般市民が容易に病院・医院での受診を受けることが少なく、薬品を買えない場合には服用することができません。
そのために「病気になりにくい体」や「疲れを溜めないようにする」ために、国民自身が自分の体をセルフケアすることが、当たり前になっているのです。
その一つの手段が“お灸”です。
moxafricaから抜粋
各国では独自のマッサージ方法(スウェーデン式・タイ式など)がありますし、滋養・強壮に効果のあるツボに、自ら灸を据えたり、鍼師から鍼治療を受けたりしています。
そして、これらの国では、恒に出生率が一定以上であり、人口が増えています。
そのため、鍼灸マッサージでの効果も、受精率・出生率にも影響しているのではと考えています。
理由2:輸血などのリスクが少ない
多くの薬は症状を改善する働きの他に、副作用や注意点などが処方箋の薬局で渡されたり、説明書やケースなどに書かれています。
つまり症状を改善させるためには、それだけ体に大きな負担がかかっているのです。
例えば、調子が思わしくないために、症状改善を目的として処方されている薬の他に、胃に不快な症状がなくても、胃薬が一緒に処方される場合があります。
何故なのでしょうか?
鍼灸マッサージは、患者さんの持っている自然治癒力を高める治療を実施します。
もぐさ(艾)も“よもぎ”を使用するので、オーガニックな物です。
薬が買えない国民は、薬を服用していない分、体に受ける副作用が少ないため、家族をはじめ、他人のために輸血する場合にもリスクが少ないと言えます。
そのため、遺伝・出産など後世においても、影響を受けることが少ないと言えます。
今や外国人鍼灸師が、日本の鍼灸師に指導する時代
学会・研究会などで、外国人の鍼灸マッサージ師が講師として、教壇に立つ時代になっています。
サッカーW杯、オリンピック・パラリンピックなど、ドーピング検査があるスポーツの世界で、最高のパフォーマンスが発揮できるようにするためには、各国のトレーナーのスキルが非常に高いです。
食事も医療の礎
外国人の健康に対する話を聞くと、日本人にない考え・ヒントが多くあり、非常に勉強になります。
添加物(トランス脂肪酸等)などの食材や調理方法、教育方法、労働の質・働き方などを含めて健康意識が非常に高いです。
それ故に治療方法も施術方法も考えられており、色々な文化の違いを感じます。
日本人も、外国人も、同じ人間です。
指圧の浪越徳次郎先生が、マリリン・モンローを施術したことは有名なお話です。
日本人だろうと外国人だろうと、人が人を治療し、施術を実施するのです。
医療としての鍼灸マッサージの可能性は、まだまだ広がっていきますし、自分も理論や技術を吸収しながら精進していきます。
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