【指圧】は日本で生まれた治療法です。

鍼灸マッサージを通じて、皆様の元気と笑顔をサポートする、八王子の必殺仕事人こと、鍼灸マッサージ治療室 もみじ鍼灸治療室院長の小町です。
いきなりですが、ちょっと脱線(笑)。
12月の1週間だけ、八王子ならではの素晴らしい景色が見れますので、お知らせいたします!
この冬至の前後、今年は(12月18日〜25日が見頃)に、八王子市にある高尾山の山頂からは、“ダイヤモンド富士”が見えます。すごい迫力ですよ!
16時~16時15分ごろに富士山に沈みゆく太陽が重なり、八王子高尾山からならではのダイヤモンド富士が堪能できます。
できるだけ晴天の時を見計らって、八王子高尾山へ足をお運びください。山頂は意外と冷えますので、暖かくして登山なさってくださいね。
さて、それはさておき、本日は、指圧についてお話ししたいと思います。
指圧とは日本で生まれた母指・四指・手掌にて施術する手技療法です。
指圧とマッサージとあん摩の違いは、以前にあんま・マッサージ・指圧は何が違う?でも書きましたが、一番特徴的なのは、手指や手掌で体表に「圧」を加える技法を用いて、施術をすることです。
指圧は日本で生まれ、独自に発展した技法です。海外にも進出し、「SHIATSU」という名で、スペイン、イタリア、ポルトガル、フランス、オランダ、スイス、アルゼンチン、ベトナム、韓国等で施術が行われています。
指圧といえば、浪越徳治郎先生が有名です。
浪越徳治郎先生は、
指圧の心は母心、押せば命の泉湧く
などの名言を残されています。
テレビでもワイドショーやバラエティ番組まで幅広くご出演されており、当時は私も画面でよく見ていました。
またマリリン・モンローや、モハメド・アリなどが来日した際にも、『浪越徳治郎先生の指圧施術により、体をケアされた。』ということは有名なお話です。
指圧といっても、ただ押せばいいという訳ではありません。
みなさんも指圧という言葉は知っていても、受療する機会がないというのが現状だと思います。
指圧は、施術開始から施術終了まで、「押圧」または「運動操作」にて行う手技療法です。
なので、筋肉を揉む・捏ねる・掴むなどの手技はありません。つまり、これらの手技が入ると【指圧】の施術と異なるのが、大きな違いです。
そして【指圧】はあん摩マッサージ指圧師という、国家資格取得者しか実施できないのも特徴です。
一般にマッサージやあん摩でも「圧迫法」という手技がありますが、「押圧」とは違います。
指圧による押圧の原則
指圧による「押圧」には、
垂直に圧をかけることにより、圧痛を防ぐとともに、余計な力が分散できる。
押圧を持続的にかけることで、より深部まで圧が届き、患部の興奮・鎮静作用を目的とする。
押圧に集中することにより、事故を防ぐとともに、患者様の状態を読み取ることができる。
以上の三原則があります。
この三原則の基に、患者様に指圧施術が実施されます。
押圧刺激の作用
ツボや経絡・筋肉を「押圧」することにより、
・筋肉のこりを改善する
・血液の循環を改善する
・骨格の矯正
・内分泌の働きを調節する
・消化器の働きを正常化する
などの作用があります。
このように指圧には、いろいろな作用があり、ニーズに合わせた施術が可能です。
また「押圧」なので、快圧によって押圧することで、“筋肉の揉み返し”が起きないように施術することが可能です。
みなさんも、ぜひ【指圧】を受けてみてはいかがでしょうか?
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