デイサービス利用者の在宅介護負担を考えたら、〇〇に注目!

皆様の元気と笑顔をサポートする、鍼灸マッサージの必殺仕事人こと、もみじ鍼灸治療室院長の小町です。
先日はロコモティブ・シンドロームについて、書きました。
老人施設や一般型デイサービス・認知症対応デイサービスでの機能訓練指導員を実施していたこともあり、介護のことは聞かれることがあります。
今回は、【より良いデイサービスを選ぶなら、ここを見ろ!】の第2弾です。
利用者とご家族などのキーパーソンの意向を汲み取りながら、担当ケアマネージャーがデイサービスを探すのが基本です。
★デイサービスを利用する意向
経験上、大きく4タイプに分かれます。
A:キーパーソンの心身の疲労により、要介護者をデイサービスにて一定の時間を過ごしてもらいたい。(その時間、キーパーソンが静養できる)
B:利用する要介護者の目的意識が高く、キーパーソン・介護者の介助負担量・心身の疲労量を減らしたい。
C:認知症の進行を遅らせたい。
D:独居により、社会への参加
です。
これらの意向は混合している場合があります。
その中で・・・
それらの意向の中には、ケアプラン(介護計画)の中で重視するポイントに則した、サービスが提供できるデイサービスの環境(ハード)、メニュー・スタッフレベル(ソフト)なのかが重要です。
そのため実際に現場を見学して、担当者(施設ケアマネ・介護リーダー・機能訓練指導員など)に躊躇なく質疑応答するのも、一つの方法です。
デイサービスの、主なサービス内容
◆食事・おやつ(利用時間によります)
◆歯磨き(口腔ケア)
◆入浴(希望者)
◆排泄
◆レクリエーション
◆機能訓練(希望者)
が、主に実施されるメニューです。
表題の〇〇とは・・・、
“レクリエーション”です。
レクリエーションを実施しないデイサービスは、ほぼ無いと思います。
なお利用者の意志もあるので、参加しない場合があります。
なぜ「レクリエーション」が、カギになるのか?
聞く話によると、
「⬛︎⬛︎を作りました。」
「楽しそうでした。」
という、お便り帳が毎回書かれているそうです。
本来は、その先が重要!
私も機能訓練指導員からの立場で言えば、レクリエーションにて「隠れた能力」を見出すことです。
経験上、利用者は能力があるにも関わらずに発揮できない、あるいは介助慣れして発揮しないことがあります。
レクリエーションも、機能訓練(リハビリ)同様に、
計画・実行・評価
が重要なのです。
このトライアングルが大きければ大きいほど、運動能力も高まります。
介護者の心身の介助負担量も減少し、要介護者の新陳代謝力・免疫力も高まってくるのです。
これから先を見つめて
利用者の年齢から言えば、状態は刻々と変化していきます。
利用者も年齢を重ねれば、介助するご家族も年齢を重ねるのです。
時間だけは戻らないので、より良いデイサービスを選択してください。
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