COVID-19 新型コロナウイルス対策 表情筋よりも、咀嚼筋(顎関節)に気をつけろ!②

東京でも新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が解除になりました。
しかし、ワクチンと治療薬が無いため、まだ気をつけなければなりません。
前回は「咀嚼筋」と「表情筋」について書きました。
今回は『歯並び』についてです。
歯よりも顎から考える
噛み合わせは、歯並びだけではないのです。
歯並び+顎関節の動きです。
顎関節の状態・動きによって、歯が活かされるのです。
今回はゴルフを例にとります。
特に女子は容姿の面もありますが、顎の強さ・噛み合わせにより、強いスイングができ、ボールにパワーを伝えられます。
ということは、飛距離が変わってきます。
最近のゴルフの試合では、飛距離がアドバンテージになります。
条件の良い所に、少しでも遠くへボールを飛ばし、最終的にスピン量を調節して、ピンを狙います。
そのため、スピンをコントロールしながら、状況に応じたクラブを使用したいのが、プレイヤーの意図です。
そして・・・
マウスピースを使用すると、飛距離が伸びます。
そのため、試合では使用不可になっています。
志の高いプレイヤーは、若い時期に永久歯が生え揃ったところで、歯並びと顎関節を矯正して、プレイ頻度の高いアプローチやパターの技術練習を、他のクラブ以上に実施していきます。
アプローチで良い位置にボールを運び、“パットイズマネー”です。
当然、私もしていたハンマー投げも、野球も、ボクシングなど、瞬間に力を入れる競技や、つらい練習をするスポーツ人にとって、歯並び+顎関節が重要なのです。
故に顎関節がいい状態にあり、歯が活かされないうちは、うまく体を動かせていないのと同じことになります。
とても勿体無いことです。
だからこそ、私も患者さんによく話す事ですが、筋肉の瞬発力を鍛える前、または同時期に、歯並びと顎関節のことを考えてくださいと話します。
また顎関節同様に、頚部・四肢・胴体・骨盤など各関節も状態や動きによって、各々の発揮される力や、受ける負担量が変わってきます。
そのため、心のストレスをはじめ、身体全体のケア・メンテナンスが必要なのです。
次回は、【噛む事と健康編】についてです。
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