自粛生活から考える! あなたの筋肉は「霜降り」になっていませんか?

人間の筋肉は大小合わせると、約600個から形成されています。
筋肉の役目のひとつに「糖分の貯留」があります。
血糖が問題を起こすメカニズム
食事をとる
→血液中の糖が多くなる
→糖の一部は筋肉に取り込まれる
→筋肉量が減ると溜めておく場所が少なくなる
→糖を調節する力が低下する
→血糖値の変動が大きくなる
→糖尿病の可能性が向上する
食事量が多ければ多いほど、運動量が少なければ少ないほど、筋肉に糖分が溜まり、脂肪の霜が降ってしまいます。
もう一つの問題
異所性脂肪の問題
皮下脂肪や内臓脂肪の脂肪組織に入りきらなかった脂肪が、蓄積されないはずの筋肉・心臓・膵臓・肝臓に蓄積される脂肪のこと。中でも筋肉内に蓄積する脂肪は「筋内脂肪」と呼ばれ、加齢や肥満、運動不足によって増加し、筋機能や運動機能を低下させることが分かっている。また2型糖尿病の原因となるインスリン抵抗性を引き起こすことが知られている。
みなさん、どうですか?
この新型コロナウイルス対策・自粛生活(1~2か月の間)によって、
◆自家用車以外の通勤の回数が減った人
◆味付けの濃い食事が多い人
◆つまみ食いが多くなった人
◆炭水化物・脂肪分を多く摂取してきた人
◆家飲みで、お酒・ジュース(清涼飲料水)の摂取量が増えた人
◆テイクアウトの食品・お惣菜が多かった人
◆急激に体重・体脂肪率が増えてしまった人
◆今まで着ていた服がきつくなった人
◆顔・あご下、二の腕やお腹周りに肉がついた人
◆体毛が多くなった、あるいは濃くなった人
は要注意です!
こんな人も・・・
これまでジムや体操教室などで筋肉量を増やしてきた人は、その分に血糖を溜められる量が多くなっています。
自宅に器具がないことでウェイトトレーニング等をパタッと止めてしまったことにより、全く運動しなくなってしまったりする人が出てきていると思います。
自粛生活も1〜2か月は経過しているので、筋肉量が贅肉量に変わってしまった時の反動が大きくなり、上記のチェックリストに該当する人は、特に要注意です!
ウェイトトレーニングをしている時とよりも、ウェイトトレーニングをしなくなった時の方が、リバウンドが大きくなるため、体への負担が大きくなります。
アウターマッスルの筋肉量を必要以上につけすぎた、肥大させた故の結果です。
往年のスポーツ選手もテレビに出て、食事の取り方やトレーニングをしている人としていない人とでは、現役時代かた比べても顔つきや体格から著明に分かります。
さらに・・・
子供もメタボリックシンドロームの時代になってきました。
東京も3月から公立校は休校になり、体育の授業も無ければ、栄養が管理されている給食もありません。
新型コロナウイルスの問題はありますが、発育段階の子供にとって、この時期には実施されずはずだった健康診断が必要なのではないでしょうか?
最後に
こうした生活を送ってきたことにより
- 精神状態が不安定になりやすい
- 健康状態が悪化し、体調を崩してしまう
- 患われている持病の悪化
- 更に持病数が増えてしまう
可能性があります。
改めて、あなたの筋肉・膵臓・肝臓などに、脂肪のサシが入っていませんか?
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