鍼灸マッサージと、整体・カイロプラクティックには違いがあります。

鍼灸マッサージを通じて、皆様の元気と笑顔をサポートする、八王子の必殺仕事人こと、鍼灸マッサージ治療室 もみじ鍼灸治療室院長の小町です。
先日首こりについて書かせていただきました。私も患者様に有益な情報を得るために、いろいろなニュース・トピックスを見ています。その中でカイロプラクティックの施術を受療された米国人のモデルさんの悲しいニュースを目にしました。
A coroner has determined that Playboy model and “Queen of Snapchat” Katie May died in February at 34 years of age from a stroke after a chiropractor treatment ruptured one of her arteries while manipulating her neck.
海外の若いモデルが、カイロプラクティックの施術を受けて、死亡したそうです。私はこの報道に愕然としながらも、その可能性を否定しきれませんでした。
みなさん整体・カイロって、受けてみてどうですか?
みなさんはカイロプラクティックを受けたことはありますか?実は私は受けたことがありません。
なぜかというと、ハンマー投げのアスリートとして体をメンテナンスしていたり、生活の中で体が痛かった場合でも、民間資格で、行われている整体やカイロプラクティックに、自分の体を預けることができなかったのです。
選手だった当時から今日においても、多くのオリンピック選手やパラリンプック選手も鍼灸マッサージにて、体のケアやメンテナンスをしています。身体能力に違いはあれど体の仕組みに関しては、一般人と変わりません。
私もいろいろなことを知っているだけに、自分の体は“鍼灸マッサージ”にてメンテナンスを行っています。
よくテレビのバラエティーで骨を鳴らして矯正するシーンが映し出されているのでイメージはできますが、正直言って怖いです。また「骨が脆いかもどうか分からないご年配の方に対してどうなのかな?」というのが、本音です。
整体師やカイロの資格をとらない訳
私も治療家として、鍼灸マッサージ師を目指したのには理由があります。
一つ目は「自分も受療した経験もあり、資格も国家資格であるため。治療の歴史があること。」
二つ目に「より良い施術を目指すためには鍼灸マッサージ師の資格にこだわり、人体をより理解して治療にあたれるようにしたり、筋肉・関節の正しい施術法・運動法を会得するため。」
三つ目に「治療の歴史が深いため、解剖学的な単純な治療ではなく、身体的な治療+医食同源(医療と食事は健康の源である考え)などを通じて、より根本的な治療を目指すため。」
以前より、一般の方は、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格と、整体・カイロプラクティックなどの民間資格を混同してとらえてており、どちらも体の専門家の先生でしょ?と言われる方が多いのですが、歴然とした違いがあります。
国家資格を取得するには最短でも3年間を要しますが、整体師だと最短1か月で仕事ができます!と歌うホームページも見受けられます。
「1か月の勉強で、療術師として白衣を着て、その事を何も知らない患者さんの施術をしている人がいる。」という世の中に、やや不穏感を感じます。
また最近でも、『○○分で△△△△円の所でマッサージ受けたら、余計ひどくなっちゃて・・・。』 と、来院された患者様がいました。
問診を行いながら、「どういう施術を受けたのかな?」と考えてしまいました。
違いの分かる人は、国家資格保有の先生を選んでください。
もみじ鍼灸治療室の首コリ・肩こり・腰痛などの運動器疾患の治療は、カイロプラクテックなど直接に骨をアプローチするのでなく、鍼・マッサージで、表層+深層の筋肉を緩めた状態により、関節の動きを改善させていきます。
体の構造というのは、骨格の標本通りではありません。個人差があるため、その患者様にお体に合わせて施術をさせて頂きます。私の治療経験の中で、「骨格だけを真っ直ぐにすれば症状が良くなる。」とは限りません。
症状に対して先入観を持たず、治療の技を複合的に考えられることが重要だと感じていますし、患者様も当院を選んでくださっている理由がここにあるのだと感じます。
みなさんにとっては、安心・安全な治療院を選択して見つけることが、ある意味で健康へのスタートだと思います。
昔のコーヒーのCMで『違いの分かる〜』というキャッチコピーがありました。
皆さんがしっかりと選べるように、情報提供をすると共に、実感され、納得できる施術を目指していきます。
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