【美顔 美容】ホームページ・SNS 画像から、施術前の状態を推測することができる

皆様の元気と笑顔をサポートする、鍼灸マッサージの必殺仕事人こと、もみじ鍼灸治療室院長の小町です。
最近は美容鍼灸の画像をパソコン・スマホなどで見ることができ、アプローチの仕方や施術前・中・後の肌の状況などを勉強させていただいています。
当院でも実際にクライアントのお悩みに応じて、顔面に鍼灸マッサージをしています。
ここでは、その画像から読み取れる美容鍼灸について書かせていただきます。
鍼を使用する場合
浮腫の度合いが大きい
鍼治療は通りをよくすることを目的とします。
多くの場合、筋肉が固過ぎるために、細かな血管などが外圧により絞られるかのように、流れが滞ります。
水分等の戻りが悪いために、浮腫んでしまうタイプで、美顔鍼を受けられる多くの方が、このタイプです。
浮腫んだ顔の大きさが、鍼施術を受けることで相応の大きさになっていきます。
補足
東洋医学的に鍼を刺し・抜きすることで、気血水の流れを良くするイメージです。
つまり、この気血水の流れが詰まっていたり、循環力が悪ければ悪いほど、鍼の本数が多くなったり、鍼の太さが太くなったり、相応する筋の深さにより刺入深度が変化するということです。
傷を多くつけたい
鍼を刺すことで、組織に傷がつきます。
その修復作業の工程により、刺した箇所に血流が高まります。
この高まり力が、その人が持つ自然治癒力なのです。
以前のブログでも書きましたが、反応が良い人ほど鍼の本数が少なく効果が高められます。
つまり、施術箇所が顔に限ったことではありませんが、鍼の本数が多ければ多いほど、太さが太いほど刺激量が多いため、状態が厳しいということです。
灸を用いる場合
血流を高めたい
体が温かくなると血流が高まるので、施灸箇所の皮膚が紅く染まっていきます。
お灸の利点は鍼と違い『熱エネルギー』により、血流量が高まります。
循環力が高まることで、細胞の新陳代謝も高まり、皮膚が活性化してきます。
冷え性体質
元々の体質が冷えなので、体内の循環力が各々低下します。
温めることで改善するので、暖房の環境、風呂上がりなどで、一時的に良い状態になります。
顔面の施術だけでなく、根本的な冷え性への対応が必要なパターンです。
その他
マッサージや機械を用いて行う場合もあります。
最後に
基本的には美顔は、
◆筋肉をこり解消
◆血流などを高める
◆皮膚細胞の活性化
することがカギとなっていきます。
あとは、クライアントの体質と状況により、
★鍼になるか?
★灸になるか?
★両方なのか?
★別の方法か?
が決まっていき、刺激量を定めた上で施術が実施されていきます!
コロナウイルス・花粉症など、マスクで顔を覆う時間が長く、動きが少なく硬くなった表情筋に、美顔鍼灸でアプローチしてみませんか?